テラリア楽しかった

僕は気持ちの切り替えが下手だ。

心療内科に通ってた時もお医者様に「ストレスを溜めないで発散すること」と言われた。ストレスを発散というと趣味をやるべきかな~と思ったが、趣味の創作は余計にストレスが溜まるのでダメだった。(楽しいけど創作の苦しみはストレスではあるから)

最近までは酒を飲むことと睡眠くらいしかストレス発散の方法は無かった。ただ酒を飲むと酔っ払って仕事ができなくなるし睡眠に至っては言わずもがなだ。(寝ている間に仕事ができればいいのに)

だが最近はゲームをすることでストレス発散ができるようになった。自分にとってゲームはストレスを溜める遊びだと思っていたが(下手なので)友達と一緒に遊ぶのは良い。

ネトゲ等とは違ってノルマがない、マルチプレイを強要されないタイプのゲームを一緒に遊ぶのは楽しい。各々で勝手に遊んで、たまに一緒に遊ぶ。練習の成果を見せつけたり、建てた家を見せつけて感想を貰ったりするのが楽しい。

あまり長い時間遊んでしまうとそれはそれで仕事ができなくなるので、さっと10分~1時間くらい遊べて丁度良いゲームが良い。こうなるとストーリーが無いようなゲームが断然良い。

ストーリーがあって、なおかつ面白いと辞め時が分からないから。(僕はそれでよく徹夜で小説を読んだりする)

そういう意味ではTerraria(テラリア)というゲームは最適だった。ちょっと休憩したい時に遊べるし、いつでも辞めれる。その上クソ面白い。

何年も前に購入して19時間くらいプレイした時はすぐに飽きてしまったが、友達と一緒に遊ぶとまた違うものだ。

世界を冒険し家を建ててNPCと触れ合い装備を揃えてボスを倒す。はぁ~なんて楽しいんだろう。

そんな感じでここ2ヶ月くらい友達とコツコツ遊んできたTerrariaであるが、今日最後のボスを倒して一応の一区切りがついた。これからも遊ぶことはあるかもしれないが、とりあえず終わりである。お疲れ様でやんした。

 

記事冒頭の画像はそんな遊び尽くしたTerrariaの世界のマップである。いやぁ達成感あるなぁ。

 

そういうわけで次からはSATISFACTORYという惑星を開拓して大工場をおっ建てるゲームを遊ぼうと思います。

いやぁ本当に気分の切り替えにはゲーム最高ですね。酒と比べたらずっと良い。何せ今日もゲームで遊んだが、この後も仕事ができるのだから。酒を飲んでたら今日は寝るしかなかったけども。

ゲームって本当に良いもんですねぇ。(さよならさよならさよなら)

物語を作るということは地獄に向き合う行い

はじまりは子供向けの物語というのはどういう物語なのか? という問いからだった。

まぁ結局のところ多面的な問題なので一言でバシっと結論が出る問いではないのだが、自分なりに一面的な考察をしてみたので書いて残しておこうと思った。

それは現実世界に対してどう物語が向き合っているのか、ではないのか。

言うまでもなくこの世は苦界である。まぁほぼ地獄みたいなもんだ。

まだ周囲に愛されてチヤホヤされてる幼少期には分からないかもしれない。この世を楽園と感じているのかも。

なので幼少期には「この世は楽園である」ということを補強する物語が必要だ。純真な子供に残酷な真実を突きつける必要はない。

しかし小学生になる頃には早くもこの世が地獄であることに気付きはじめる。思い通りにいかない事が多いし、誰かと勝負して負けることも多い(特に子供は大人には敵わないし)、自分のことを嫌いな人間とも出会うことだろう。

とはいえ、まだまだ若い子らには希望を持って生きていってもらいたい。そのためには「基本この世は地獄だが自分の力でどうにかなる」という物語が必要だ。友情・努力・勝利。希望を持って戦っていれば最終的には平和な世界に生きられる。そう物語らなければいけない。

ほんでまぁ中学生にもなれば、努力して戦ったところでこの地獄はどうにもならないことに気付く。自分がいくら正しく生きようと犯罪はこの世からなくならいし、地球温暖化も止まらない。

そういった子には自傷的な「この世は地獄である」と語る物語で気付きを肯定してあげる必要がある。ただひたすら残酷なだけで刺激的な物語で、地獄を噛み締めさせてあげるのだ。後味を良くするために最後だけハッピーエンドにしておこう、くらいの優しさは必要かもしれない。

しかし中学生~高校生頃といえば割と自分の努力の素晴らしさに気付く年頃でもある。成長期であるため、頑張れば頑張るだけリターンを感じる人も多い。「この世は地獄ではあるがそんなに悪くない」程度のビターな物語が必要なのかもしれない。

更に長じれば、最早この世は地獄であることを受け入れて諦めているだろう。そんな年代には「ただ地獄を生きる」物語が良い。飄々として淡白にこの地獄を生きていく。ある意味、全てを諦めてただただ地獄に向き合うのだ。

でまぁ、これくらいともなると現実も地獄で物語も地獄なのはあまりに辛いので、楽園の物語が欲しくなるかもしれない。「君は地獄に生きているが楽園は確かにある」と楽園を垣間見せてくれる物語が良い。(要は萌え漫画とかのことだ)

そうしてなんやかんや地獄を生き抜いてくるとこう思う。この世は地獄でも楽園でもなく、この世はこの世である、と。

こうなってくると、ありのままの現実世界の物語を受け入れることができるようになる。もしくはもう物語なんていらないのかもしれない。好きな物語だけ選んで生きていけば良い。

 

結局、人生のステージにおいて現実社会がどう見えているかによって対応する物語があるんじゃないか。ってことが言いたかっただけ。

嬉しいお知らせでーす!

去年(2019年)に描いた「幽霊アパート」という漫画が人気出ましてね。

ニコニコ漫画やらジャンプルーキーやらアルファポリスやら、色々な漫画投稿サイトにあげたんですけど、どのサイトでもマジで人気だったんですよ。ジャンプルーキーではそろそろ閲覧数50万に達しそうなくらい人気なんです。

ジャンプルーキーで人気出すぎてジャンププラスの方でも宣伝されましたからね。

今まで描いてきた漫画と比べると、まぁびっくりするくらい読んでもらえたんです。

そんな「幽霊アパート」なんですが、この度商業デビューすることになりまして!!

↑の画像をクリックすると掲載ページにとべます!

アルファポリスさんで短期連載を獲得したんですよ!!

第1話が掲載されるのは5月11日(月)なので、それまでにアルファポリスのスマホアプリをインストールしてお気に入りに追加しておけばね、当日更新通知が届きますので!! 皆、アルファポリスのスマホアプリをインストールしておいてね!!!!!!!!!!

 

第13回漫画大賞の奨励賞受賞って書いてますけど、まぁ奨励賞ってアレですよ。受賞できなかったけど惜しかったよ頑張ったね~インセンティブスコア5000あげるね~っていうヤツなんですよ。

いわば頑張ったで賞! みたいなヤツなんですけど、まぁそれでもね。短期連載は獲得できるってことですよ!!

そんなわけでね、まぁ連載開始までまだ数日あるので、僕が今までにアルファポリスにあげた漫画でも読んでお暇をつぶしてくださいよ!!

https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/836478464

憧れの温野菜サラダ

最近はお粥ばかり食べている。

というのも、中国が舞台の小説を読んでいたら登場人物がやたらお粥を食べていたからだ。

炊飯器で手軽に五分粥を作れるので、鶏出汁を入れたり、お酢をかけたり、たまご粥にしたり色々と工夫できて面白い。少ないお米でお腹いっぱいになるので、貧乏人にもありがたい。

こうして本から影響を受けて食事をすることがある。アニメやドラマなんかで美味しそうに食べている物って食べたくなりません?

本で読んだ食事で、特別思い出に残っているのは温野菜サラダだ。

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中学生の時に祖父が入院していた。祖母や親が甲斐甲斐しく祖父の世話をしている間、暇を持て余した僕は待合室の雑誌をよく読んでいた。

その一冊に載っていたエッセイで読んだのが温野菜サラダだった。

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休日、けだるくも気持ちの良い目覚め。

軽く何かを腹に入れようと冷蔵庫を開ける。

冷蔵庫にはいくつかの野菜があった。ブロッコリー、トマト、アスパラ、サヤエンドウ、レタス。

ブロッコリーとアスパラ、サヤエンドウをさっと茹で、適当に切ったトマトとレタスと一緒にガラスボウルに入れる。

オリーブオイルとコショウをふりかけたら出来上がり。シンプルな味付け。

出来上がったサラダを木製フォークで食べていく。

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大体、そんな感じだったと思う。エッセイの内容は覚えていないが、そのサラダのことだけは今でも記憶に残っている。

冷蔵庫にある適当な野菜でシンプルな温野菜サラダを作る。手間はかかっていないが、なんともオシャレだ。

透明なガラスボウルの中で乱雑に踊る野菜たちも美しい。

それ以来、僕の中ではこの温野菜サラダは憧れなのだ。

実に格好良い食事だ。

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食べようと思えば自分で作って食べられるのだが、そういうもんではない。

自然体で余った野菜で適当に温野菜サラダを作って食べる。

そのライフスタイルと一緒じゃなきゃダメなのだ。

多分、そんなに美味しいもんでもないだろうし。

余裕のある大人の女性的なライフスタイルこみでの憧れなのだ。

手間をかけてないくせに自然体でオシャレなサラダを作っちゃうのが格好良いのだ。

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僕はそんな余裕のある大人の女性にはまだなれていない。

お腹が空いてて手間もかけたくない時は冷や飯に納豆をかけて食う。それで十分なのだ。

手間をかけずに栄養もとっちゃう。

端々にオシャレ感を出す。

皿に盛り付けずにガラスボウルから直接食べるのだが、ガラスボウルってのがまたオシャレじゃあないか。

あぁ、憧れの温野菜サラダ。いつかは食べてみたいものだ。

気怠い午前中に。