ジャスミン茶がめちゃくちゃ好き

お茶の中で何が一番好きってジャスミン茶が好き。

緑茶に茉莉花の香りをつけたフレーバーティーで、香り以外はただの緑茶だ。僕は緑茶も好きだが、あの茉莉花の香りが最高に好きなのだ。

最近ではセイコマートのジャスミン茶(恵庭岳の純水仕立て)を愛飲している。食事の時も単なる水分補給の時も。セイコーマートのジャスミン茶は美味いぞ。そんなに香りがキツくないし飲みやすい。

 

僕がジャスミン茶好きになったのは小学校二年生の時だ。これは今でも覚えている。それだけ衝撃的だったから。

正確に言えばジャスミン茶ではなく「さんぴん茶」という沖縄のお茶なのだが、まぁジャスミン茶みたいなもんだ。

当時、田舎のよく分からない裏道にポツンと「おやき」の屋台が開店したのだ。おやきと言うのはいわゆる「今川焼き」とか「大判焼き」とか呼ぶあのお菓子だ。北海道ではあのお菓子をおやきと呼ぶ。

僕はおやきにハマってよく通って食べていた。姉の貯金箱から小銭を盗んでおやきを食べていた。

その屋台にある日突然、さんぴん茶が売りに出されていたのだ。

沖縄のお茶がなぜ北海道の片田舎のおやき屋で売っていたのかは不思議だが、そのさんぴん茶は1缶が60円で他の飲料に比べると随分安かった。

普通のお茶だと思い買ったさんぴん茶は不思議な香りがして、とても爽やかな味だった。どこか涼しげな気がした。

それ以来、僕は屋台に行ってはおやきとさんぴん茶を楽しんでいたのだが、親に姉の貯金箱から小銭をパチっているのがバレて怒られた。

それが原因でしばらく現金を取り上げられた僕はおやきとさんぴん茶に別れを告げたのだった。

 

それ以来、僕はジャスミン茶を飲むとその時の記憶が甦る。あの懐かしいおやきの思い出が。

 

 

しかし別に良い思い出ではないため、なんだか微妙な気持ちになるのだ。

うん、ジャスミン茶うまいな!